アメリカのゴア元副大統領が大統領選に敗北した後、環境問題の取り組みをしていたドキュメント映画「不都合な真実」が、明日日本で公開となる。
「子供が高熱を出したら医者に行くように、地球も今まさにその状態だ」と彼はいう。公式HPへいくと、
2050年までに夏の北極海から氷が消えるとか、
マラリアが高地まで広まっているとか、
現状と将来への危険性を見ることが出来る。この中にはすでに知っている事実やそうではないものもある。

現実を知って各々がすぐにとれるアクションとして、
お湯を使わないようにするとか、
ドライヤーや携帯電話の充電器は使っていないときはコンセントを外しておく
などが挙げられているが、一番最後に「飛行機を使わないようにする」と言う項目があり、warabiは・・・・・(言葉なし)・・・・・

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既に公開されていて話題となっているのが、「ダーウィンの悪夢」
アフリカ・タンザニアにあるビクトリア湖という湖に、人的に話されてしまったナイルパーチという肉食の魚。湖の生物を食べ、そこの生態系を崩してしまう・・・。この耳慣れない魚は大半が日本へ輸出されていて、私たちは知らず知らずに日々食しているもの。この映画が日本の食卓事情を考えるために、いいきっかけとなっているという。

ストリートチルドレンやエイズ被害も多いこの地域と、「大金になる魚」を好んで食べ、またゴミの半分は食べ残しという現状の日本。「北側に経済的な富が流れているのに関わらず、精神的には豊かで幸せではない。日本は自殺・うつ病が多く、ある日、職を失い、その日に回転寿司でナイルパーチを食べて、次の日に自殺をするかもしれない」と監督は話す。

warabiもこの映画を見て、現代日本にいながらの「ジレンマ」に陥りたいと思う。