長く生きていると、ひょんなことから情報を得て、賢くなった気がすることがある。

本日得た知識は・・・

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バイオリンは何の木から出来ているか知っているだろうか?
すべての弦楽器は、裏はかえでの木、表は松の木でできているらしい。(ちなみに側面もかえでの木)
warabiは松の木は結構堅いと思っていたけど、かえでのほうが堅く、松はちょっとやわらかいんだそう。弦楽器の音色は、同じ木の箱という環境から醸し出されるハーモニーなのね。

そして、弓は・・・
答えは、馬のしっぽ。
演奏者の方が、弓をほどいて見せてくれたけど、白い馬のしっぽらしき細いものが束になっていた。これを1本の束にして、松ヤニを付けて、弦を弾くのだそうだ。弾いている間に摩耗して切れてしまうので、2ヶ月ごとに交換しなければいけないそうだ。馬の毛はモンゴルから。モンゴルといえば、遊牧民、パオ、ゴビ砂漠、「スーホの白い馬」。。。

wikiをみると、弦はもともと羊の腸でできたというから、全て自然界にあるもので造られていたのね。
素材+職人の技術+適切な管理+音色=すっごく高い!!
という構造も納得!!!

クラシックの楽器は、職人の造った秀作を長い間メンテナンスをしながら大切に使われるもの。本日のアンサンブルには300歳というビオラが来ていた。150歳のバイオリンくんは、その半分しか生きていないことになる。

長い間ご苦労さんです!!
堪能させていただきました!!