休みがないので、強硬スケジュールでDuesseldorfに。


週末でお天気に恵まれたために、電車の中も自転車でいっぱい。
warabiももちろん、中央駅から美術館まで自転車で GO

川の向こうには巨大な凧もあがっていたりして、のどかさいっぱい。


Stiftung Museum Kunstpalastで行われている、Nam June Paik展Nam June Paik Award 2010を鑑賞。




museum





njp
Nam June Paik
„Mercury”, 1991



warabiが生まれた頃には、もう一線で活躍をされていた彼。
あの時代に、こんな奇抜なものを作っていたなんて、すごいよなぁ。
かっこいい。

Buddaシリーズ、ビデオカメラシリーズ、ロボットシリーズ等、大きなレーザーを使った作品まで、広範囲にTate Liverpoolから来ていた。
見応え◎。



Nam June Paik Awardのほうには、
山口時代の知り合いが出展しているので、「是非見たい」となったわけだが。。。



daito manabe氏が率いる 4nchor5 la6というグループは、"The way sensing Go" を製作。

楽しみにして作品の前に立つと
「Defekt」(故障中)といわれがっかり。

会場の人の話では、スイッチを入れると配線されたものが物語的に次々に作動し、とても面白い作品なんだとのこと。

動く作品なのに、それが見られなかったら意味ないじゃん。
でも、こればかりはアーチストしか修理できないものね。
仕方がないので、壁に取り付けられた製作ビデオを音無で鑑賞してきました。


あまりにかわいそうだと思ったのか、
「本当はダメなんだけれど」といって写真を撮らせてくれたのが

こちら↓



manabe
4nchor5 la6
"The way sensing Go"



壁の落書きは、筋書きの説明とでもいったらいいのか。
スタートからどのように作動するかが書かれている。


入り口を張っているガードの人は、
「若い彼らは毎日24時頃まで作品を組み立て調整していて、僕はそのときここで番をしていたんだ」
嬉しそうに話す。

とてもいい展覧会になって、働いている人たちも満足している様子。
いいねぇ、こういうの。



さて、もう一つの日本人の作品。

Ei Wada氏の "The Braun Tube Jazz Band" は、これがまたすごかった。
目から鱗とはこのこと。

写真はないので、リンク先で見てほしい。
彼の偶然的発見と興味を突き進む執念深さに感服。まぁ、アーチストというのは大抵こういうものかもしれないけれど。

なんでも、

ビデオを画面につなぐときに白と黄色のプラグを差し間違え、そのときに生じた現象 ”音データが画像
(砂嵐)になる” というのを発見。
その検証として、シロ黒で作った横縞の絵をカメラに写して見たら、ブ〜ンという音に変換された。しかも、その絵を遠ざけたり近づけたり、また振ったりすると音も変化する。
そして、その画面にスピーカーのプラグを近づけるとまた音に戻った。


というのだ。

なるほど!

そんな若い彼の作品は、そのアイディアを生かした "モニター楽器”。
上の要領で、モニターに触れると体を通る電流に抵抗が生じ、音の変化が起こるというもの。

モニターごとに音域が設定されていて、指で触ったとき、手のひらで触ったとき、ぎゅっと触ったときなどで違った音色になる。
鑑賞者もその場で体験できるという、楽しい作品。

和田氏は作品でLiveもしてしまうというから、パフォーマーでもあるわけだ。
Liveも見たかったなー。

他の作品もじっくりと鑑賞すると、それぞれに味がありいい感じ。
warabiも、もっと時間が欲しかったヮ・・・



というわけで。
見応え十分なこの展覧会。入場9Euro (割引7Euro)。

可能な方は是非!