このブログでも何度か紹介してきた、warabiたちの演劇作品「アトミック・サバイバー ワーニャとその子供たち」が AUAWIRLEBEN/スイス・ベルンでDVD上映されることになった。
この作品は「原子力エネルギー」に焦点を当てて、青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場や、福島県、茨城県東海村などの原子力発電所を取材して作ったもの。
作品を作り上げているときは、様々な方向からの風当たりがあって強くて、「このままでは上演できないのではないか」と思ったくらい、苦しんで生んだ作品だ。しかし、政治的な観点から、"上演拒否" という判断が下ったときもあった。
その数年後に「絶対安全!」と言われ、言い続けてきた施設が崩壊してしまった。
現在、世界中が感じている「本当に安全なのだろうか?」「このままこの生活を続けていていいのだろうか?」という問いは、皮肉なことに "この作品が言いたかったこと" なのである。
「アトミックサバイバー ワーニャとその子供たち」
ATOMIC SURVIVORS - ONKEL WANJAS KINDER
上演日:2011年5月7日 17時より
上映場所:Schlachthaus Theater
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