冬の間、ずっと裏庭にいた羊たち。
冬の間は大きな羊小屋で時には寝泊まりし、干し草貯蔵庫からいただく干し草をたらふく食べていた。
でも、木の芽が出て、緑が生い茂ってくると、羊たちの目は新鮮な緑や綺麗な香りの高いお花へと移る。


その夏にあわせて、warabiたちは柵作りに大忙し。

もちろん、これも羊たちのためだからね。
準備は大切。子羊がジャンプして、間違って外に飛び出さないようにと気を使う。



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南西側は、こんな感じ・・・


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南東側には、Johannisbeeren スグリの畑があるので羊たちに食べられないよう ぐるっと柵で囲む。
途中にあるお花畑もきちんと囲って、ドアを付けて出来上がり〜




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タンポポのカーペットに囲まれて、羊たちはご満悦!

そうでしょ、そうでしょ。warabiたちもこの日のために頑張ったんだから。



familie



こーんな立派なタンポポ畑だけれど

「綺麗だね〜♪

と、羊たちは見とれたりしない!


「わ〜、おいしそ〜ぅ


と言わんばかりに、
早速、タンポポの花にがっついていた・・・ ( いや、いいんだよ。それで・・・ )




chibi_kochibi



しばらくして。

羊たちの引っ越し後、夏小屋を掃除したりしていたwarabiのところに、興奮から冷めたチビちゃん&コチビちゃん親子がやってきた。

バケツの中身に、とても興味津々・・・

チビちゃんには、warabiたちが庭仕事をしていると、一輪車やバケツを覗くクセ(?)がある。
というのも、そのなかに美味しい雑草(自分で取ればいいのに!)や、美味しい葉っぱのついた木の枝が積まれていたりするから。


「ええと、それは、去年(君たちが)溜めてくれた乾燥糞ですけど・・・」



意味が分かったか、分からなかったのか、定かではないが、
羊たちが自分たちの乾燥糞を、不思議そうにじーっと見つめていたのが、とても可笑しかったのであった。。。