今日のお題は、「Krippe クリッペ」。

キリスト誕生の絵のこと、ですね。
義母の70点もあるクリッペ・コレクションの中から、順不同にピックアップしてみました。

去年ご紹介した分は、こちら



まずは、クラシカルな Gips Krippe ギブス・クリッペ

ギブスは石膏のこと。
いわゆる、石膏を型に流し込んでこのように仕上げたもの。



ギブスjpg



真っ白なクリッペに、刺のようなギザギザの木素材が案外マッチしている。



お次ぎは、
メキシコとペルーのもの。



mexiko_peru


左はメキシコ。右がペルー。

粘土に着色したカラフルなクリッペがメキシコらしい。

ペルー産は、土っぽい雰囲気のあるケラミック製。
滑らかなフォームに、ゆったりとした南米らしさがでているのかも。


こちらもペルー製。

Kachel カッヘル(加工レンガ)に入ったタイプ。
粘土で作られた小さな世界が、コンパクトなレンガ箱に入っていてかわいい。


peru02



そして、ポーランド製。

三面になっているのは、教会の壁絵として作られたから。
平面だけれど、重厚のある素材を使用しているため、存在感あり。



polen



同じポーランド製&木彫りでも、こちらは立体。
テイストもかなり違っている。

大きさでマリアとヨーゼフを比較しがちだけれど、ここでは大きなほうがマリア。
ポーランドはほとんどがカトリックなため、マリア信仰が強いということだろうか。
(warabiの勝手な解釈です)



polen02



がらっと変わって、
再び西洋に戻り、スカンジナビア製。



スカンジナビア



こちらもケラミックだけれど、デザインがモダンで素敵。
背景があるからか、小さな世界もちゃんと展開している。



ほかにもまだまだあるので、
機会があればまたご紹介していきたいと思います。

それでは、今回はこの辺で〜