現在Berlinale ベルリン国際映画祭 真っただ中。



bfs
Berliner Festspieleの会場



我らBFSもこの11日間のために、本格的にシネスクリーン&投影室の仮設をして映画祭会場に大変身。
先日、アンジュリーナ・ジョリー&ブラット・ピット夫妻 がプレミエで登場し、盛上がったのはここ!!

セキュリティーのためにこれでもかというくらい慎重になっていたにも関わらず、ピットが喫煙のために裏庭に出るとそこはセキュリティー外だったため、みんなで大騒ぎしたとかしないとか。

庭に住んでいるリスやウサギたちも、そのチャンスに彼の姿を拝見したかもしれない。



会場の中心は映画館の集まる、Potsdamer Platzポツダム広場



berlinale
メイン会場のPotsdamer Platzの様子



岩井俊二監督ドキュメンタリー映画「frends after 3.11」を鑑賞。

中盤以降、映像の中にいろいろな感情の辛みが見えた途端、ずっと泣きっぱなしだった。。。






原子力専門家だけではなく様々な分野から、3.11以降の日本の現状、それを踏まえた未来への展望を語っていく。

どこが歪んでいて、どこを正すべきか。今まで大声で語る人が少なかった分、その少数派の確固たる信念を一度に拝聴できるので、濃密な講演会に参加したような充実感を得られた。


問題を抱えた日本人が陥りそうな日常の隙間を、上手に広げて見せているような展開。

今まで朝○新聞や○HKを信じてきた人たちが、3.11以降何を信じたらいいのかわからなくなっているという事実。
買収されたメディアや混乱の中に入り込んだ政府のいうことを鵜呑みにしてはいけない。もっと情報は自由であるべきで、操作される仕組みではいけないはず。

「想定外」だった事実を「想定内」に修正し、計算違いをした事実を認める勇気。
自分に不幸な事を公にする覚悟が大切。


変れるのか、日本。
変ってほしい、日本。
変化は急には見えないけれど、焦らずに、ゆっくりと、未来のために。


とにかく、

「当事者」である我々が、
これからも「当事者」である事を忘れてはいけない