warabiたちの田舎の家は、
Fachwerkhausといわれる "組み木の家
"


いわゆる、伝統的日本家屋のドイツ版(ドイツの伝統的... と言えば簡単なのだが)



以前も書いたけれど、この日本伝統の木造建築とドイツ版組み木の家は、一見違うようで、実は似ている点が多いのに驚く。

どちらも釘を使わない大工技術はもちろんのこと、組み木の仕方や道具までそっくり。骨組みだけではなく、壁を埋める天然断熱材も、レンガや石材を覗けば、漆喰や麻の繊維などを同様に使用することも忘れてはならない。

昨年末は、バスルームの大きな壁を打ち抜いて、骨組みから新規で入れ替えたが、そのときは立ち会えなかったので、組み木の記録はない。

今回はMくんも加わっての作業(特価バージョン)
漆喰作業は今後だけれど、組み木方法の忘却防止のため書き留めておきたい。


1)まず、柱を立てるために、天井&床材を確保する(今回は天井材をそのまま使うので、写真は床材分)
 大型丸ノコで4面を18cm×18cmに切り出し、表面に電気鉋をかけ、ならしておく。

 

ちなみに。
この18cm×18cmは、昔の大工さんらが経験を元に出した数値。
この太さだと、材が朽ちても自重や積雪などで折れることはまずないという安全値らしい。

そんな小話にちょっと感動 ♪


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巨大丸ノコで18cmの深さを切り分ける!



お友達の Zimmermann (大工の意)が持参した、3種類の丸ノコの数と大きさにビックリ↓


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パワフル丸ノコ


2)天井&床材に柱の位置を決め、ホゾ穴を入れていく。



みなさんも、組み木するための凸凹の穴をご存知だろう。それを大工用語で、ホゾ穴・ホゾ組みというらしい。



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優秀な日本製 RYOBIの角ノミ器




写真の器械は、"角ノミ"という。
文字通り、四角いノミのこと。


昔は職人さんが、1本ノミを用いてこのホゾ穴を彫っていたんだろうが、それが4角のノミ刃になり、プレス器になり、今ではこのようなチェーンソー型ホゾ穴掘り器(ここまでくるともはやノミではない)まであるのだ。

そういえば、100万円で家が建つという本を書いた人が、材料と角ノミさえあれば3間×2間の家が、女性でも1ヶ月で立てることが出来るとあった。角ノミは、大工作業にとって、命のように大事な器械なのだ。



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床材に角ノミで穴をあけた後の図。


3)柱を3本用意する。
 柱は上下をホゾの凸型に切り出し、梁の部分には凹型に穴を空けておく。




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ここまで3時間弱。
重い木材をテキパキと加工するなんて、やはりプロの技よね〜!


・・・と、
ここでランチタ〜イム



gohann
力仕事には やっぱりカレー


メニューは「七面鳥のカレー プルーンコンポートのカスタードソース」。
ごはんはウコン入り。黄色くきれいに染まったでしょ♥


一息入れて、
さあ午後を突っ走るぞ〜!!