John Cage ジョン・ケージは、20世紀のアメリカ人音楽家、マルチアーチスト。

12音技法を生み出した、オーストリア出身のSchoenberg シェーンベルク に弟子入りした彼。

シェーンベルクも不思議な技法 (不協和音やデフォルメされたメロディーで心地よい音楽とは かけ離れている) を生み出したものだと思ったけれど、ケージのほうがずっとぶっ飛んでいるといっていい。


シェーンベルクは少なくとも音楽であったわけだが、ケージのものは必ずも従来の音楽とくくれるのかは謎である。

例えば、代表作とされる"4分33秒"は、初めから終わりまでの4分33秒第の間、"無音"なのだ。
詳しくいえば、ただ無音なのではない。1楽章休み、第2楽章休み、第3楽章休み、なのだから。

解釈としては、会場のまざまな音を聞くということらしいが、これなら、warabiにも演奏できそう!!

何かの機会があったら、冗談半分で試してみようか。
。いや、4分半じっとしていることのなんと長いことかが分かるだけかも、ね。


ということで . . . .
改めて、


「ジョン・ケージの音楽は "音楽" か?」


答えは、

 「実験的音楽、音の組織化である」


さて。。。

今回の作品、Europeras1&2 ユーロペラ1&2。


ケージは、
「200年間ヨーロッパがオペラを作り出し発信してきた。今度は米人の自分が返信する」
 と、摩訶不思議な独自理論でオペラを作り始めたという。


作品名も、
「 さぁ、これが(自分の作った)あなたたちのオペラですよ」、 "your oper(a)"  = ユァ オペラ "Europera" ユァロペア という、言葉遊びなのですよ。


内容を簡単に紹介すると、

200年間のヨーロッパオペラの中から、200の有名なアリアだけを選りすぐり、舞台装置、光、小道具、ダンスなどの要素も含め、順不同に偶然性をもって演奏していく (チャンス・オペレーションまたは偶然性の音楽) というもの。

台本は、24のシナリオで構成され、舞台は、64分割されている。
偶然、必然的に、どこかで何かが起こっているため、見る位置によって、別のオペラになるよう仕組まれる。


ということなのだが。。。


オリジナル初演では、全ての舞台装置は吊り物で行われたという。
まぁ、劇場の狭い舞台であればそうなることも理解できる。


しかし、今回はここJahrhunderthalle。
巨大インダストリーホールの中から、一番名が細いホールを会場にした。舞台だけでも奥行き60m以上あるのだ。




オリジナルを遥かに超えるバージョンを、乞うご期待!