誕生日の過ごし方リクエストに答えて、以前から気になっていた地元メクレンブルク州の動物園「Zoo Schwerin」へ連れて行ってもらった。


ドイツの動物園は、日本のそれのように大胆な柵で囲ってます的なことは少なく、自然に近く見える様比較的違和感の内容に設計されている。例えば、違和感のある背の高い柵は使用せず、堀を設けて緑に隠した低い柵をアレンジするなどである。それも、狭い動物園の敷地になるたけ多くの動物を詰め込むという日本の設計では、この案の採用はかなり難しいのだけれど。

Schwerinの動物園は、それでも敷地は小さいと情報として入っていたので、それではどんな展示設計がされているのだろうと思っていたのだ。その体験の様子は、追々ご紹介していこう。


まず、日本の動物園と大きく違うのは園内にペットも入場できること。



hunde


子供連れはもちろんだけれど、こんな感じの犬連れも結構いたのだ。
園内は池を取り囲むように歩道が設けられ動物たちがレイアウトしてあるのだが、水鳥たちが集まるまるで公園のような場所がある。そんな人と水鳥たちが戯れる場所に、ワンちゃんたちもいられるのよね。

これなら、ご近所さんは散歩がてら、遠くの来園者もペットを車に乗せて一緒に来られるからお互いのストレスもなくていいよね。これには、「さすがドイツだなぁ!」と久しぶりに感動したのだった。



入り口入ってすぐ左側に、テンションあがるワラビーたちの一角。
このワラビーは 本物のWallabyであって、warabiではないので、間違いの内容に!



wallaby
少し待っていると 誰かがピョンピョン飛んで小屋に向かうところを披露してくれる


柵で囲われた一角の2重のドアを入っていくと、なんとゆる〜いエミュー(なのかな?ダチョウより小さいタイプ)ワラビーたちがひなたぼっこしているではないの!!
そう、ここはぐるりと囲まれた柵の中に、お客自身が入れる仕組みなのだ。邪魔な柵を取るのではなく、柵の内側に入る、ね!
なんちゃって柵はあるけど、ないも同然でしょ?


この近さ!!

しかも、みんなこんなに寛いでいる!!!

すごいでしょう〜?


この出だしで、warabiの採点値がグンとあがったのはもうみなさんもわかってくれるだろう。



柵がないというパターンはまだまだある。

例えば、この Praeriehund (ドイツ語でも直訳なんだ!)プレーリードッグ


praeriehund
カチンと動かないけど、剥製でなく本物!


斜面の雑木林を利用した一角に、柵なしのプレーリーちゃん展示場所。

(もう一度)柵なしです!
しかも、(ペットの)犬もいます!

危険から身を守るのもプレーリーちゃんにおまかせ。「お客さんの前に出るのが嫌だと思ったら、穴に入ってね」というのが、きっと彼らの飼育係からのお達しなんだろうね。


来園者用には地面に近いプレートに、「触らないでください。噛み付きます。」と書かれているだけ。これも、すごいなー。


そんな感動の中、ああだこうだ言っているwarabiたちを10m先に見ながら、このプレーリーちゃんはまるで作り物のようにじ〜〜〜〜っとしていたのだ。カメラを出しても、写真を数枚とっても動かない。

きっと、プレートの外にいるこの距離なら慣れていて大丈夫なんだろうね。
ちなみに、この子は、Schwarzschwanz Praeriehundのメス。オスはもっと黒っぽく、メスの毛は茶色なんだそう。



そして、最高にすごい柵フリーが・・・


それは・・・


faultier


ナマケモノ ♪♫

彼らはオオアリクイと同じ建物内に展示されているのだが、その一部が柵なしなのだ!

行った時間は午後で、普段は寝ていることの多いナマケモノだが2匹とも起きていてラッキー。
アリクイも含めて、この館のみんながみんな活動しているのは珍しいことなんだそう。


上の写真はメスのナマケモノちゃん。
ナマケモノらしく(!)、ちゃんと木にぶら下がりながらご飯だって食べちゃう。


この体勢で、初めは口だけでサラダ菜を食べようとしていたんだからすごいよね。なかなかうまく行かなくて、ここでは手も出ちゃったけれど。


faultier05
そうそう、このお顔!


この体勢、結構辛いと思うの。

しかもぶら下がりは腕の筋肉半端なく使うでしょう! 生活自体、始終筋トレと言ってもいい。warabiは、決してナマケモノは怠け者ではないと思う。。。



人生のほとんどを木の上で過ごすというナマケモノ。”しろくまカフェ”で得た知識では、動作がものすごく遅いということだったけれど、それは地上での話なのかな。


木の上の移動は結構早かったので、こっちが驚いた。

それを示してくれたのは、オスのナマケモノくん。


faultier02
ナマケモノ橋を渡って・・・


メスのいたところから階段を上がっていくと、こんな橋が架かっている。
その向こうに、枝が下から伸びている一角があって、怠け者たちがそちらへ移動したければやってくるという仕組みになっていた。


そこでの動物との距離は、こんな!!


faultier03
ここにも 疲れた場合のお休み用のかごと お食事コーナーが用意されている


余裕で、たっぷり触れられます!


いや、触れると思うと、いろいろこっちも考えてしまって、触らないものなのよね。
目の前を通るナマケモノに、子供も手を触れずに、じーっと観察してました。


長くなったので、今日はこの辺で。
その2に続きます。お楽しみに〜☆