投票所だった デュッセルドルフの日本総領館
もうじき、大事な参議院選挙がやってきます。
私はもう在外選挙を先週済ませてしまいましたが、今回は日本の将来が大きく変わってしまうかもしれない大事な選挙なので、 少しでも民意が反映されるよう、こちらでも微力ながら働きかけてみようと思います。
まずは、こちらをご覧ください。
気にはなっているけれど、比較するだけの時間が取れないのという方にもお薦め。今回の参議院選挙の争点がわかりやすくまとめられています。
漫画もお薦めです。憲法と法律の違いについても書かれています(勉強になるなー)。
みなさん、選挙の前に目を通してみてくださいね。
憲法96条。改憲しやすくしたら、こんな風にもできちゃうという見本のような。
この方TVで堂々と 「徴兵して軍を作りたい。徴兵拒否は死刑」とおっしゃっていますが、これを見てみなさんどう思われているのでしょうか?
視聴者が、メディアが報道したことをすんなりと受け入れてしまう体質になっていたら、とても怖いです。
農業界を騒がせている、TPPについて。
食物全般をある大企業に牛耳られてしまうかもしれないという映画でも話題になりましたが、遺伝子組み換えの表示がなくなるっていう事実を受け入れられますか?
下記を参照にしてみてください。これもわかりやすすぎ!
さるでもわかるTPP
さいごは、
今の叫びたい気持ちを表してくれている、
湯川れい子さんがツィッターで公開した、今から12年前に書かれた忌野清志郎さんの手紙で締めたいと思います。
清志郎の手紙
地震の後には戦争がやってくる。
軍隊を持ちたい政治家が、
TVででかい事を言い始めてる。
国民をバカにして戦争にかり立てる。
自分は安全なところで偉そうにしてるだけ。
阪神大震災から5年。
俺は大阪の水浸しになった部屋で目が覚めた。
TVをつけると、5カ所ほどから火の手がのぼっていた。
「これはすぐに消えるだろう」
と思ってまた眠った。
6時間後に目が覚めると、
神戸の街は火の海と化していた。
この国は何をやってるんだ。
復興資金は大手ゼネコンに流れ、
神戸の土建屋は自己破産を申請する。
これが日本だ。
私の国だ。
とっくの昔に死んだ有名だった映画スターの兄ですと言って、
返り咲いた政治家。
弟はドラムを叩くシーンで、
僕はロックン・ロールじゃありません、
と自白している。
政治家は反米主義に拍車がかかり、
もう後もどりできゃしない。
そのうち、リズム&ブルースもロックも禁止されるだろう。
政治家はみんな防衛庁が大好きらしい。
人を助けるとか、世界を平和にするとか言って、
実は軍隊を動かして世界を征服したい。
俺はまるで共産党員みたいだな。
普通にロックをやってきただけなんだけど。
そうだよ、売れない音楽をずっとやってきたんだ。
何を学ぼうと思ったわけじゃない。
好きな音楽をやっているだけだ。
それを、何かに利用しようなんて思わない。
せこい奴らとはちがう。
民衆をだまして、民衆を利用して、
いったい何になりたいんだ。
予算はどーなってるんだ。
予算をどう使うかっていうのは、
いったい誰が決めてるんだ。
10万円のために人を殺す奴もいれば、
10兆円とか100兆円とかを動かしてる奴もいるんだ。
一体この国は何なんだ。
俺が生まれて育ったこの国のことだ。
君が生まれて育ったこの国のことだよ。
どーだろう……、
この国の憲法第九条は、まるで
ジョン・レノンの考え方みたいじゃないか?
戦争を放棄して、
世界の平和のためにがんばるって言ってるんだぜ。
俺達はジョン・レノンみたいじゃないか。
戦争はやめよう。
平和に生きよう。
そして、みんな平等に暮らそう。
きっと幸せになれるよ。
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