カテゴリ: 趣味・レジャー _ Hobby&Spiele


Teddybaer Totalは無事終了しました。
応援をくださった方々、ありがとうございました。

どんな様子だったか気にされている方もいると思うので、こちらで展示会場を少しご紹介したいと思います。


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こちらは、前日の仕込みの様子。
立て込み終了して、動物を飾る前の状態です。

去年頑張って作った棚に、切り株棚、即席宣伝ボードを合わせたwarabiのスタンド。


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切り株棚には、蔦を絡ませてナチュラルな演出をさらに極めて ♪


warabi'sstand



動物たちを飾ると、こんな風〜 ♪♫

今回はテディーファンのために、フランスから取り寄せた小さなベアや動物関係の小物も一緒に並べてみました。これが思ったよりも食いつきが良かったので、次回の参考にしたいと思います。



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1日目は写真が撮れず・・・
3重にも人が押し寄せた場面もあったんです



会場の雰囲気も混ぜて、少しお話ししましょう。

今回は去年と比べると出店数が2倍になった関係で、テディベア一本で勝負しているアーチストたちには厳しい条件となったようです。スタンドの場所も大きく関係しているようで、オランダ通りと関係者たちは呼んでいるオランダ人たちは場所柄不利だったため、全体的に売り上げが良くなかったと聞きました。このように条件がカラッと変わってしまうと、これだけで食べていっている人たちは大変です。

それに比べると、warabi's filztiereはテディーベア勝負ではない唯一(といっていい)店なので、去年を凌ぐ勢いでとても忙しい2日間となりました。これも応援してくださったみなさんや、去年見て気に入ってくださったファンの方達の御陰です!!

ありがとうございました!



total


この写真は、2日目そろそろ店じまい&撤去のころのもの。

こんな雰囲気のメッセホールでした。

出店しているのは、テディーをつくるアーチストたちだけでなく、素材を売っているお店や、関連商品を扱っているいる店などいろいろ。
新しいテディベアを手に入れたお客さんは、写真右のようなお店でテディのための洋服を数式揃えたりするんです。その買い方がもう、異次元でびっくりしてしまいました。


目玉はなんと言っても、Golden George賞関係の展示でしょうね。
写真を取り損ねてしまいましたが、カテゴリーに分かれて賞を競うコンテストに参加しているベアが展示会場中央に設けられているのです。
ファンの方は、きっとこれを楽しみにされているんでしょうね。


kinderws


2日目日曜日は、家族の日と称して、子供たちのためのイベントもいろいろあった様です。
こちらは、そのうちのひとつWSの様子です。小さなベアを作っているのかな?


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そして、最も気になったのが、このテディ判定師のコーナー。
おうちにあるテディーをこちらに持ってくると、プロの判定師からいつごろのものだとか、価値はどのくらいだとか、お話が聞けるのです。warabiが通り過ぎたときも判定師さんにお話を聞いている方がいらっしゃいました。
次回はwarabi宅のテディも持参しようと盛り上がりました。


いろいろな出会いがあって仲間も増え、いろんなお話も聞けました。これがどんな風に発展していくのか、warabi自身も非常に楽しみです。
それらが形になったら、またこちらで報告を使用と思います。お楽しみに〜☆






誕生日の過ごし方リクエストに答えて、以前から気になっていた地元メクレンブルク州の動物園「Zoo Schwerin」へ連れて行ってもらった。


ドイツの動物園は、日本のそれのように大胆な柵で囲ってます的なことは少なく、自然に近く見える様比較的違和感の内容に設計されている。例えば、違和感のある背の高い柵は使用せず、堀を設けて緑に隠した低い柵をアレンジするなどである。それも、狭い動物園の敷地になるたけ多くの動物を詰め込むという日本の設計では、この案の採用はかなり難しいのだけれど。

Schwerinの動物園は、それでも敷地は小さいと情報として入っていたので、それではどんな展示設計がされているのだろうと思っていたのだ。その体験の様子は、追々ご紹介していこう。


まず、日本の動物園と大きく違うのは園内にペットも入場できること。



hunde


子供連れはもちろんだけれど、こんな感じの犬連れも結構いたのだ。
園内は池を取り囲むように歩道が設けられ動物たちがレイアウトしてあるのだが、水鳥たちが集まるまるで公園のような場所がある。そんな人と水鳥たちが戯れる場所に、ワンちゃんたちもいられるのよね。

これなら、ご近所さんは散歩がてら、遠くの来園者もペットを車に乗せて一緒に来られるからお互いのストレスもなくていいよね。これには、「さすがドイツだなぁ!」と久しぶりに感動したのだった。



入り口入ってすぐ左側に、テンションあがるワラビーたちの一角。
このワラビーは 本物のWallabyであって、warabiではないので、間違いの内容に!



wallaby
少し待っていると 誰かがピョンピョン飛んで小屋に向かうところを披露してくれる


柵で囲われた一角の2重のドアを入っていくと、なんとゆる〜いエミュー(なのかな?ダチョウより小さいタイプ)ワラビーたちがひなたぼっこしているではないの!!
そう、ここはぐるりと囲まれた柵の中に、お客自身が入れる仕組みなのだ。邪魔な柵を取るのではなく、柵の内側に入る、ね!
なんちゃって柵はあるけど、ないも同然でしょ?


この近さ!!

しかも、みんなこんなに寛いでいる!!!

すごいでしょう〜?


この出だしで、warabiの採点値がグンとあがったのはもうみなさんもわかってくれるだろう。



柵がないというパターンはまだまだある。

例えば、この Praeriehund (ドイツ語でも直訳なんだ!)プレーリードッグ


praeriehund
カチンと動かないけど、剥製でなく本物!


斜面の雑木林を利用した一角に、柵なしのプレーリーちゃん展示場所。

(もう一度)柵なしです!
しかも、(ペットの)犬もいます!

危険から身を守るのもプレーリーちゃんにおまかせ。「お客さんの前に出るのが嫌だと思ったら、穴に入ってね」というのが、きっと彼らの飼育係からのお達しなんだろうね。


来園者用には地面に近いプレートに、「触らないでください。噛み付きます。」と書かれているだけ。これも、すごいなー。


そんな感動の中、ああだこうだ言っているwarabiたちを10m先に見ながら、このプレーリーちゃんはまるで作り物のようにじ〜〜〜〜っとしていたのだ。カメラを出しても、写真を数枚とっても動かない。

きっと、プレートの外にいるこの距離なら慣れていて大丈夫なんだろうね。
ちなみに、この子は、Schwarzschwanz Praeriehundのメス。オスはもっと黒っぽく、メスの毛は茶色なんだそう。



そして、最高にすごい柵フリーが・・・


それは・・・


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ナマケモノ ♪♫

彼らはオオアリクイと同じ建物内に展示されているのだが、その一部が柵なしなのだ!

行った時間は午後で、普段は寝ていることの多いナマケモノだが2匹とも起きていてラッキー。
アリクイも含めて、この館のみんながみんな活動しているのは珍しいことなんだそう。


上の写真はメスのナマケモノちゃん。
ナマケモノらしく(!)、ちゃんと木にぶら下がりながらご飯だって食べちゃう。


この体勢で、初めは口だけでサラダ菜を食べようとしていたんだからすごいよね。なかなかうまく行かなくて、ここでは手も出ちゃったけれど。


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そうそう、このお顔!


この体勢、結構辛いと思うの。

しかもぶら下がりは腕の筋肉半端なく使うでしょう! 生活自体、始終筋トレと言ってもいい。warabiは、決してナマケモノは怠け者ではないと思う。。。



人生のほとんどを木の上で過ごすというナマケモノ。”しろくまカフェ”で得た知識では、動作がものすごく遅いということだったけれど、それは地上での話なのかな。


木の上の移動は結構早かったので、こっちが驚いた。

それを示してくれたのは、オスのナマケモノくん。


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ナマケモノ橋を渡って・・・


メスのいたところから階段を上がっていくと、こんな橋が架かっている。
その向こうに、枝が下から伸びている一角があって、怠け者たちがそちらへ移動したければやってくるという仕組みになっていた。


そこでの動物との距離は、こんな!!


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ここにも 疲れた場合のお休み用のかごと お食事コーナーが用意されている


余裕で、たっぷり触れられます!


いや、触れると思うと、いろいろこっちも考えてしまって、触らないものなのよね。
目の前を通るナマケモノに、子供も手を触れずに、じーっと観察してました。


長くなったので、今日はこの辺で。
その2に続きます。お楽しみに〜☆



Dungeon ダンジョン(地下牢の意)
という、日本式にいうと「お化け屋敷」がベルリンにまもなくオープンする。

Facebookのページは、こちら


資本はMerlinという、Sea LifeやLegolandなど世界各地で様々なアミューズメントパークを手がけている大手。


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場所は、
ベルリン・ミッテの Alex アレキサンダー広場側、Hackeshermarkt ハケシャーマルクト駅の裏。




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裏口はalte synagogeの空き地にある


オープン前に館内はお見せできないので、youtubeでどうぞ ↓↓↓

こちらはブランデンブルガー門からアレクサンダー広場まで、宣伝パフォーマンスをした映像。
太陽の下で堂々と地下牢風な役者が演じているのは、それだけで結構おかしいものなのね。







700年に渡るベルリンの暗い歴史を60分の旅で体験できる、という売り込み。9人の役者による9つのショー、川下り付き。
だからお化け屋敷とは、ちょっと違う試行なのよね。ネタバレになるけれど、ペスト部屋とか、嘔と通りとか、拷問部屋とか、トーキングヘッドのいる修道院とか、中世のあまり衛生状態が良くなかったころの暗〜い雰囲気がベース。


そんな仕事場の雰囲気は、普通ではなかった。

ある部屋では嵐の音がゴーッとしていたり、また「キャ〜ッ」という悲鳴が続いたり、低いトーンで「Ihr seid alle Schuldig!おまえたちみんな有罪だ!」という台詞だったり、それぞれ数時間ぶっ続けに聞きながらの作業。職場の雰囲気は和気あいあいだったので、みんなで怖い台詞を言い合ったり、一緒に歌ったりしながら、それはそれで楽しいものだったけれど。


ある時。
ある人が「オレは今、"Wurstanmaler ソーセージに化粧する人" だから。」と。

それを機に周囲を見てみると、そこら辺に変な職業の人がいる訳。普通のマネキンを切って ” Kotzenpuppenmacher 嘔と人形を作る人" とか、"Tomatenverganmmeler トマトを腐らせる人" とかね。こういう面白さは、他ではなかなかないでしょ?
稽古に邪魔にならないようにしていたから、役者の様子はわからないけれど、"ペスト患者" 役とかいるのかなぁ・・・


役者に関しての情報。
例えば、9人の役者はドイツ語英語の台詞を使い分けて演じる。

お客はドイツ語か英語かを最初に選んで分かれて行動するので、次のグループがどちらかはわからない。そこで、warabiたちがグリーンとレッドのランプを設置した。役者はこれを見て、グリーンのランプが点灯すればドイツ語、レッドが点灯すれば英語の台詞で演技をしていく。

Ausstattung 美術&衣装は、気合いが入っている。
照明だって、今の時代は照明器具もストロボもみんなLEDだから、オープンして数ヶ月後に色が飛んで安っぽく悲しい状態になるなんて言うことはない。器具が小さいのはもちろんだけど、明るくなったし、ディマーも良くなっていて、本当に素晴らしい。

当たり前なんだけれど、こういうアミューズメント系の専用の美術家、演出家も存在するのよね。
彼らの仕事ぶりもなかなか見応え有り!


Londonオープンでは、コミュニケーション不足によりテクニカルがうまく回らなくて、工期延期してやっとこさオープンしたらしいけれど、ドイツチームはとてもいい雰囲気。イギリス人アーチストもご機嫌な毎日。


ここは、お客で是非行ってみたいところ!!

様々なセンサを使用したエフェクトはとっても近代的。
きゃぁきゃぁいいながら、怖がれる(楽しめる?)こと請け合いです〜!
みなさんも是非、楽しく悲鳴をあげてみてください ♪




遅まきながら、

新年おめでとうございます!


ここのところ、すっかりご無沙汰となっていたブログの更新。
新年明けてもう10日も断ってしまったけれど、実は、寝正月でダラダラしていた訳でも、体調を壊してウンウンいっていた訳でもないのだ。

warabiは、Mくんに日本の正月がどんなものなのかを、体験させていた(!)のである(偉そうだね)


大晦日。
大晦日と言えば、”年越し蕎麦”よね!

それでは、「手打ち蕎麦」体験を〜♪

お友達の手打ち蕎麦教室で、Mくんの蕎麦打ち初挑戦。蕎麦打ちは、蕎麦の香りを嗅ぎながら・・・なんていうリラックス効果もある反面、力と根気がいる作業なので、おいしいそばを作るには力のある男性の方が断然有利だと思うな。



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案外器用!


気合いを入れてこねた後は、1.5mmの厚さに伸ばして、4つ折りに。
麺包丁でリズムよく、サクサクと切っていく。
この作業も簡単なようで、初心者にはなかなか大変。同じ太さに切るために集中力がいるし、練りが足らないと、ここで長い麺にはならないのである。


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うーん なかなかの腕前だ


出来上がりの生麺は、こんな感じ。
折った部分も繋がっていて、ちゃんとお蕎麦になっている。すごいよ、Mくん。初挑戦でこの出来は、筋がいいんじゃない?


「先生は的確にコツを伝授してくれたので、わかりやすかった」と、感想を述べたMくん。

warabiが挑戦した時は、もっと太くて短い麺になったけれど、でもお味は最高だったなー。「太い方が、お蕎麦の味がわかるよねー」なんて言いながら、試食したっけ。



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ちゅるちゅるな茹で上がり


一口ずつの試食用に 茹でたざる蕎麦は、格別のお味でした〜♡
mっちゃん、ありがとう!!


そして、こちらは持ち帰って iさんが作ってくれた、鴨肉入りの年越し蕎麦



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お出汁もおいしかったの
ごちそうさまでした〜♡




お蕎麦と並んで年越しに欠かせないのが、除夜の鐘。

お次は、Mくんのたっての希望で、「除夜の鐘を自分で鳴らす」体験!!



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後ろにピントが合ってるけど・・・


まずは、鐘の前で記念撮影


到着したのは23時半頃。もう鐘付きは始まっていた。
番号札をもらって順番を待つのだが、warabiの手にした番号は、なんと「100」番。とっても、キリがよくて縁起もよさそう



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Mくんは、97番目の鐘担当に。

タイムを計っている方のGOをもらって、神妙に、ゴ〜〜〜ン

静かに年の終わりを感じるっていい。ドイツでは中国と同じ爆竹やロケット花火で大きな音を出して騒ぐので、1年を振り返ってしみじみするなんて気持ちにはなれないもの。Mくんも鐘の余韻を感じながら、2012年を振り返っているかしら・・・


丁度108つ目で新年を迎えると、住職さんがやってきて挨拶をし、新年最初の鐘(109つ目)を打ち、参拝客に渡していった。
(108つで止まるものかと思っていたけれど、希望者がいる限り新年も打ち続けるものなのね)



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白玉が梅の花


新年最初の食べ物は、そのお寺が振る舞ってくれた おぜんざい。
寒かったのと小腹が空いていたので、じわ〜っと身にしみて(胃にもね)とってもおいしかった!
これで、 厄よけになったかしら?


折角だからということで、2年参り というものをしてみる。

"2年参り" と言う言葉はあとから知ったのだが、大晦日に参拝して、そのまま初詣をすることらしい。今回はお寺と神社という、なんとも日本人らしい ”仏教と神道のごちゃ混ぜ行事" をした訳だけれど、それでも2年参りになるのかなぁ。



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神頼み中


神主さんに、二礼二拍一礼を指導していただいている warabiたち。

ありがとうございました。


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お宝お宝


左は、除夜の鐘付きラッキーナンバー100のお札。

右は、お祓い済みの神社境内の銀杏。


どちらもご利益がありそう。年始早々幸先よし!
これらをお守りに、2013年も頑張るぞっ

今年もどうぞ、warabi's filztiereをよろしくお願いします〜 ♪



Hamburg ハンブルク と聞くと、

”ハンバーグ”という料理の元になった街の名前だとか、港町だとか、ハンザ同盟とか、いろいろな断片的イメージが出てくることと思うけれど、いかがだろうか。


運河と湖に囲まれた、ドイツでも一番の港町であるハンブルクは、ベルリンに次いで大きな都市でもあり、とにかくいろいろな顔を持っている。

港町はやっぱり異国の匂いと、歴史と、レジャー的でもあり、おしゃれな雰囲気がある。
日本でも、横浜、長崎、函館、、、歩くごとに、いろんな顔が見え隠れするでしょ?


hamburg
アルスター湖



Hochdeutsch ホッホドイチュ(ドイツ語で標準語の意)という言葉が、紛らわしく感じるのか、Hoch 高いとNord 北とを勘違いして、北ドイツは標準語と思っていた友人。

標準語はもちろん訛りが無いということだけれど、それでいうならドイツ中部のハノーファー辺りがそれに当たる。

そして、ハンブルクはPlattdeutsch プラットドイチュ(この場合はハンプルクプラット、warabiの住んでいる田舎にはメクレンブルクプラットというのがある)といって、デンマーク語に近い、かなりきつい訛りがある言葉の出所。

もちろん、現在では標準語を話す人が多いけれど、年配の方はもちろん、街を離れた場所ではよく耳にすることが出来る。


datbackhus


例えば・・・

このチェーン店のパン屋は、Dat Backhus ダット・バックフス
標準語で言い換えると、Das Backhaus ダス・バックハウスとなる。

かなり違いがあるでしょ?



さて、名物について。

魚料理も素晴らしいけれど、
Hamburgと聞けば、warabiは Franzbroetchen フランツブロートヒェンを思い浮かべる。



franzbroetchen
手のひらより大きな Franzbroetchen


まぁ、言ってみればシナモンロールなのだけれど、デニッシュ生地なので口当たりはとってもまろやか。
シナモン好きには、もうたまらないっ


ヨーロッパなのに、しかもフランスと隣国なのに、ドイツでは本物のクロワッサンにお目にかかることはほぼ無いのだが(
何故?)
、そのかわり このFranzboetchenは、胸を張って皆さんにお勧めできる!



ドイツと言ったら、焼きソーセージとふわふわ8の字ブレッツェル

ベルリンと言ったら、カレーソーセージ(美術館もあるしね)

ハンブルクと言ったら、フィッシュサンドとこのシナモンロール


是非!!!


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