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Mittelaltermarkt 中世マーケット というのは、
中世ヨーロッパ時代の生活を、展示&体験&提供する移動マーケット。

中世の雰囲気の中で、食べ物をいただいたり、見世物を見物したり、買い物をしたりできる市場なのだ。

mittelmarkt

kostumekostume02



warabiは今まで何度か、この中世マーケットを覗いたことはあるのだけれど、イマイチだったのよね。
それが、今回のマーケットは最高だったので、是非紹介しようと思い立ったのだ。

場所はルール地方のHerneという街。

この度はSündenfrei というところの主催だったのだが、非常に大きなマーケットでお城を囲んだ公園はもう中世さながら、完ぺきに模様替え。

会場内には100人位いるのではないかと思われる、衣装を着て歩くエキストラの姿。
市場の周囲には、Ritterschaften 騎士愛好会らがテントを張って生活中。
薪に火を入れ、食事の支度をしたり、お茶を沸かしたりしている。

食べ終わったら、少量の水で鍋を洗って、、、って、
warabiたちの田舎暮らしとあまり変わらないじゃないの (笑)。


ritterkind


こちらでは、25kgの鎧を着用して、騎士道体験中。

雰囲気があって、大人も子供も盛り上がるよね。



ritterladen



木製や紙製の刀や鎧を買ってもらった子供たちは、、、



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あちこちでこんな風に騎士ごっこ。

Steinmetz 石工屋さんの前では、
こんな風に石をたたいて削っている子供たちの姿が。。。


kinder


真剣さは、プロ顔負け!


庶民の生活には、こんなお風呂屋さんがあったり。


bad


また、

毛糸屋さんでは、店の前に鍋を置いて羊毛を植物で染めていたり。



filz_farben



ごみを出さないような工夫もされている。

ビールは瀬戸物の杯だし、食べ物もアイスクリームと同じコーンの容器に、木のフォーク。
フォークは平たいのではなくて、ちゃんと立体になっているから使いやすかったな



essen



使用後は、あちこちにある台所の火にくべて燃やせるという仕組み。
さすがだわー。

と、
感心しながら、カレーピラフ味のコーン容器を食べ切ってしまった... (笑)。
(これもエコだから!)


そして、こちら。



brettchenband


warabiたちも初めて目にした、Brettchenweben (直訳だと小板織?) という、なんとも不思議な織物。

小さな板に穴を4つあけて糸を通し、、板を向こうに4回、手前に4回、回しながらバンドを織っていくという代物。



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実演の、あまりに不思議な、でも理論的な手法を見て、ふたりともなんだかとっても惹かれてしまい、悩んだあげく初心者セットを購入。

説明書は手書き、小板も紙性手作り!


長い冬を田舎で過ごすのに、
いや、煖炉を陣取るのに、役に立ちそうでしょう?


長くなったので、今日はこの辺で。
バンド織については、またの機会に詳しく。ね。


ひさしぶりに 二人とも休みとなったこの日。

天気もいいことだし、気晴らしにどこか景色のいいところへ行って自転車にでも乗ろうよ、とMくん。
すごくドイツ人らしい提案。


気晴らしは必要だよね、と反対する要素もなく頷くwarabi。
まだ足を伸ばしたことのない近場の郊外へと、地図を開いて探してみる。


旧鉱業地帯といえど、案外自然の多いルール地方。
その中ほどには、象徴的ともいうべき Ruhr ルール川 が流れている。
(モーゼル川やライン川だったら、ワインのおかげで有名なのにね!)


その川の両側には、Ruhrtalradweg という、230km にも渡る自転車道がある。
自然を感じながら移動し、その道中あちこちにある名所も自転車道を使って観光できる、というもの。



wasservoegel

ruhrtalweg
bergbahn
素材を運んでいた専用線路沿いを走る


Bergbau 鉱業 の盛んだった時代の、工場同士をつなぐトロッコ専用線路も広範囲に残っているので、こんな光景も....

周囲の景色が変わるのも、特徴の一つ。
走っていても、飽きずに楽しいのだ。


がんばって高台までこぎつければ、こんな絶景も堪能できる!!


ruhr


この日の天気は、日本でいうと秋の日和くらい。
暑くもなく寒くもなく、外にいることが気持ちいいのであった。

(一応ドイツの夏) の長い日を満喫して、最後は森のなかで夕御飯


食後の散歩は、レストランの裏にある Streichelzoo (日本語では触れ合い動物園とかいうのよね) へ。
動物園といっても、森の一角を贅沢に提供されている、まさに半自然の状態。



streichenzoo



触れ合うためには、1ユーロで餌を買うんだけど。。。
もちろん、草を摘んであげても触れ合える!
要は、仲良くなるためのエサが肝心なのね。


女の子はちょっと引け腰ぎみ!?


reh



ちょうだーい、ちょうだーいと
次次にいろんな種類のシカがやって来る。


ちゃんと人の手をかまないように、上手に固形エサをたいらげるシカたち。

 かわいいわー


dammhirsch
こちらヘラジカ


そう。

触れ合える動物が、ここはシカとイノシシだったのも驚き。
普通はとか、うさぎとか、ね。


wildschweine
瓜坊に瓜模様がない場合はなんていう?


敷地はどれだけ広いのか。
ぐるっと回ってみたけれど、計算できなかった。広すぎて。

イノシシの敷地は、手前が広場になっていて、その横に森林が。。。



schweinefeld

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その森林には、犬小屋よりも少し大き目なイノシシ小屋が小さな村のようにできていて
そのわきにはイノシシの大好きな、泥を体に擦りつけるための水たまり&ぬかるみが。。。



気晴らしの最後に、また別な気晴らしができて、よい締めくくりとなった一日のお話なのであった。。。

おしまい、おしまい。


Mくんが

paddel カヌーなんかに興味ある?」

といった一言で始まった、今年の1日休日作戦。
去年は急がしい最中、1日だけドイツ最大級のMueritz湖にサイクリングへ出かけたっけ。


カヌーなんてやってことがないwarbai。
"船"と言ったら、せいぜい川下りくらいだよ。あ、子供のときにボートには乗ったことあるけど。



そんな訳で、前の日から

ワクワク、わくわく♪

前の日から準備したご馳走は、買ったばかりの MUJIの弁当箱(プラスチックではなくステンレスなの!)に!
ほかにも、コーヒーとクッキー、バナナなどもかごに入れてっと。



obentou
ひじきおにぎり さっぱり鳥煮 野菜たち



近所のDobbertin ドバティンという村のカヌー屋さん。


kanustation



カヤックなどもあったけれど、ふたり乗りのカヌーが気楽だということで、それに決まり。


地図を手に入れ、コースの説明を聞き、スタート地点から終着点までを確認する。
目印なんかもあるからね。これ大事!


しめて4時間のコース。
初心者warabi、大丈夫か!?



kaete




オレンジ色の右上ポイントまで車で移動し、

さあ出発!!



warabi



こぎ出してすぐは見晴らしのいい湖で、だ〜れもいない、貸し切り状態。
天気も素晴らしく、テンションあがる、あがるっ・・・

オール使いもなかなかかしら!?

オールが固定されているものよりも、自由度があって案外こぎやすいのね。
だんだん舵の取り方も分かってきたりして、すごく楽しい〜♪




pfefferminz
こんな水辺に群生しているなんて クレソンみたい!



岸辺には葦のような植物が覆っているのだが、よく見ると"ペパーミント"が群生している。
Mくん早速「積んでお茶にする?」と喜ぶ。

いや、うちにもあるからわざわざそこで積まなくてもいいよ。


といっているうちに、目の前をカワウソ(らしき動物)が、こちら葦から向こう葦までゆ〜っくりと横切っていく。

す、すっごい!!

アドレナリンがぶぁ〜っとあがる warabi。



fluss



川の入り口はこ〜んな感じ。

鳥たちの鳴き声だけが聞こえるの・・・


ゆーっくりとカヌーを滑らせていくと・・・



バッシャン

と大きなものが水に飛び込んだ音が前方に。

何者家が通ったような、水の底の濁り具合。
濁っている方向へカヌーを進ませると・・・




biber




葦の間に頭を入れて、隠れているつもりの Biber ビーバー発見!!

ああ、やっと会えたわ。
今まで幾度も、ビーバーがかじって倒れた木だけを散歩時に見てきた。
まさか、ここでご本人に出会えるとは。


丸まるとした 犬大の大きさに、シルクの光沢を持った毛皮がなんとも美しい。
結構重そうででっかいのに驚くwarabi。

もっと華奢なのかと思ってた。。。まるで水に住むカピバラみたいな。。。



biber_schwanz



そして・・・
水の中にあるのは、平たく力強いシッポ。

きゃわいいっ♡


案外のんびり屋さんのよう。
1mくらいまで近づいてもまったく気づく気配なく、しばらくぼーっと水から頭を出して反浮き状態が続く。

その間に10枚くらい写真が撮れたので、30秒くらいはあったと思う。
Mくんも人生初めてのビーバーということで、warabiともども興奮して鼻の穴が広がっていたに違いない。



約4時間後。

あちこち楽しんだ割に、時間を押すことなく無事にゴールへ到着。



kukuk



ゴール地点は、Kukuk カッコウ村

そう、"鳥のカッコウ"と同じ名前の村!


Ich wohne in Kukuk.
私はカッコウに住んでいます。



とかなんとか、
車の中で駄洒落を言ったりして・・・


とってもとっても満喫できた、夏前の1日だけ休暇なのであった・・・










子育てのためにた〜んと栄養が必要なのか、
それともただただたらふく食べたいだけなのか。


とにかく、ベルリンのこの季節。
オープンカフェに座ると、雀たちがパタパタッとテーブルに飛んでくるのである。

ケーキが皿に載っていていたら、もう絶対!
食べ終わったお皿にも、次から次へとこれだけ寄ってくるのだから・・・


Rialto橋を渡った北側に、ベネチアの台所とでもいうべき有名な朝市がある。



rialto
石造りのRialto橋



朝市に行くと興奮するのは、warabiだけではないようだ。



tomato
茶巾寿司のようなオレンジ色のトマト



ズッキーニ1kg、トマト1kgと注文するおばさん。ここだけで2kgも買っちゃって、全部自分で持って帰るのかしら?
コロのついたバックを持参し、気合いを入れて食料調達に来ているらしい。



artichoke
山積みのアーティチョーク


ちょうどこの時期の出物は、アーティチョーク。

大玉のや、紫色の濃い小粒のものまで山積み状態。
これを手のあいた店の人が、ナイフ片手に次々と切り分けていく作業がwarabiには新鮮。

あまり食べ慣れない食材だけれど、確か茹でるだけでいいと聞いたことがあったので、サラダを試してみようと思い立つ。



fisch
魚市場で購入した3種類 小イワシはwarabiが腸ヌキ!



アーティチョーク 5切れ 2,50 Euro
タマネギ 1球  17 Cent
イチゴ 500g   2 Euro
エビ 142g   1,27 Euro / 16 Euro pro kg
小イワシ 112g  45 Cent / 4 Euro pro kg
切りイカ 240g  3,50 Euro / 14,90 Euro  pro kg

 占めて、9,89Euro なり〜!




risotto
シーフードリゾットとアーティチョークサラダ



アーティチョークは灰汁があるので、切ったら水につけておくか、すぐに調理する!! (これ、大事!!)

シーフードリゾットは、殻の堅い珍しい海老 のおかげでよい出汁が出て、もうすっごく美味しかった
Mくんにも好評で、もちろん完食しました

あの海老を見たら、是非またチャレンジしたいわね。



+


さて。
最後におもしろ写真を。


毎日魚市が終わる頃を狙って、ウミネコが卸した魚の残りをおねだりにやってくる。
市場が閉まるまではお客や観光客でいっぱいなので、ウミネコたちは外の屋根上などで待っている。


人が減って、魚屋さんが店じまい&掃除を始めると・・・




moewe
鮮烈なおこぼれ争い



いいところを自分がもらおうと、競争になる。
箱にいっぱい詰まってるんだから、みんなの分はちゃんとあるだろうに・・・

1羽の鳥がみんなを追い払って箱を突っついていると、他の鳥がやってきてその鳥を追い払う。
美味しいおこぼれを前に、激しい争いを繰り広げる ウミネコたちなのであった・・・




Grazie e Arrivederci

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