カテゴリ: たべもの Essen


今年は雨が多いので(こんなことは稀!)、我が家の農作物はここまでとても順調に成長している。
 
庭作をしているのは、もっぱら義母。
畑仕事をやる欲と元気が出てきたってこと、 ありがたいなぁ。


今年は定番野菜だけでなく、新作にも挑戦。

ラディスヒェン、コールラビ、人参、カボチャ、ジャガイモ、ネギ、サラダ菜、ハーブ、インゲンに加え、豆さや、フェンヒェル、神経質なトマトまでも!!!


tomato
トマトも順調!


毎日のケアはほとんど人任せ。たまに、雑草取りや水やりを手伝うくらい。
でも収穫担当は、もちろんMくんとwarabiである。



一坪くらいの小さな一角が、こんもり青々としている様。


yazai
なにが隠れているでしょう?



さ〜て、上の写真で、どこに何があるのかわかった人。あなたも家庭菜園派ですね?

 
答えは、こちら。 


seikai


こんなにぎっしり植えられているんですねぇ(笑)。
ルッコラはいつもながら、爆発寸前!


みんな元気に育って、warabiはとてもうれしいよ!!!


 


maulchen


子羊たちはスクスクと大きく育っている。
生まれた時はほぼ真っ黒だったMaeulchen モイルヒェンは、こんなに凛々しい女の子に!
全体を覆う羊毛は、随分明るくなっているのがわかる。 頭にちょこんと角が出てきて、もう立派に羊らしいでしょう?




tenkochan


写真を撮っているとすぐにやってくるのが、点子ちゃん。

ちょっと、近い、近すぎるよ。カメラに鼻息かけないで!!

そんなこと言っても、羊は根っからの珍しがり。
何にでも興味を持つ。とにかく匂いを嗅いでみる(おそらく食べられるかどうか、確認しているんだと思うの)




そんな羊たちも、こちらが座って夕食をはじめると、近すぎず遠すぎずに陣取り、耳だけこちらに向けて反芻タイム。
なんで、みんな後ろ向きに陣取るんだろう?
warabiたちは、そんな羊を眺めながら(ここ大事!)ご飯、ご飯。


grill


今日のメニューは、魚のグリル。
いつもは肉なんだけれど、今日はニシンを買ったので(ドイツではニシンはとってもメジャーな魚)、3種類の味付けでどれが一番おいしいのか、味比べをすることに。

saikyoyaki


とろ〜んといい感じに焼けました。
warabiが一番だと思ったのは、こちらの西京焼。

ニシンの西京焼って普通しないでしょう?でも、こちらで手に入る魚を美味しく食べるには、こんな風にアレンジは必須。
西京焼って、味がはっきりしているから、どんな魚で試しても合うのよねぇ。そして、ご飯が欲しくなる・・・


しかし。
ドイツ人には甘辛味噌味より、シンプルな塩味のハーブ蒸し焼きのほうが人気。お互い、食べ慣れているほうに軍配をあげたって感じかしら??

バルサミコ風味胡麻クリーム漬けは、いまいち。
サラダ用に作ったヨーグルトソースをさらにかけていただいたら、それはそれで不思議にマッチしていたけれど、うーむ、要研究です!!





雪がいっぱいでも ”夏時間” へ時計の針を変更する日。

そんなクリスマスのような天気でも、楽しく過ごすための Oster イースター準備 ♪♫



キーワードは、”うさぎ””たまご”


挑戦その①は、イースター玉子の着色!


今では簡単な食紅などを使ってカラフルにする方法がメインで、スーパーなどで簡単に手に入るのだが、warabiの好みで、自然素材を使用して玉子を着色してみる。
実は羊毛染めしようと思って、秋に集めたクルミの青い皮を使ってみたかったのよねー♡


1)まず、玉子の殻にロウソクのワックスで絵を描く。
  ロウソクに火をつけて、溶けた部分に細い筆や竹串などをつけて、絵の具を塗る要領で模様を描く。

2)赤キャベツ、クルミの青い殻、クルミの葉、玉ねぎの皮、ほうれん草などを20分程度茹でる。
  使用する量については、乾燥したもので20g以上に1Lの水が目安。生のものの場合は、それを目安に量を調整する必要有り。


tamanegi


3)その湯に玉子を入れて、それぞれ約10分間茹でる。

上記の写真は玉ねぎの皮から抽出した色で、玉子を茹でているところ。こんな風にして、玉子をいろんな色に染めていくだけ!


3色いろいろ試した結果は、こちら ↓


ostereier
なかなかカラフルにしっかりと色付けできた!


白っぽい3つの玉子は、赤キャベツで染めたものだけれど、失敗作。

どこがどんな風に失敗したのかと言うと、

まず冷蔵庫から取り出してすぐに絵付けをしたので、鑞がすぐに固まり描きづらかったことに加え、着色の際も湯の温度が下がってしまい、そのためワックスが溶けきらず表面にべたっと足りついたままになってしまった。
初めはほんのりとブルーに染まっていたのだけれど、10分経った頃には青い色は消えていた。どうも赤キャベツの量も少なすぎたようだ。

濃いオレンジ〜朱色に染まったものは 乾燥している”玉ねぎの皮”、緑っぽい土色は 生のまま冷凍していた”クルミの青い皮”、そして白っぽいのは失敗作、冷凍品の”赤キャベツ”使用。

細い線やワックスの厚みがなかったところはすぐ溶けてしまったからか、無かったことになっている。模様を描く際は、厚めにワックスを塗ったほうが良いようだ。


ちなみに、右上にあるのは、無着色の茶色い玉子。
比較用に置いてみたのだけれど、色はわかりづらいかなぁ。きれいなオレンジ色なのだけれど・・・


挑戦その②は、うさぎパン作り。
動物だけでなく、春だからお花もいいよね〜


osterbroetchen
お花とウサギのつもり・・・



こちらは、名付けて「Osterbroetchen イースターのパン」レシピはこちらから。


レシピ自体は、別にイースター用という訳ではないけれど、人参ジュースでオレンジに染まった生地は、きっと気分も明るくしてくれるだろうなーと思ったので、採用してみた。

甘めだけれど、人参の香りもして、お味もなかなかいい感じ!



osterdeko



外は相変わらず、雪が降っているのだけれど、お日様も時々顔を出す変な天気。

家の中は、こんなふうに、ちょっとずつカラフルになっていく。



そして、本番。
本日、Ostersonntagの朝食の様子。


ostersonntag
本人満足の出来!


カラフルに楽しく盛りつけてみたのだけれど、いかがかしら???
warabi本人は、初めての挑戦に超満足!
・・・なので、誰がなんと言っても、いい気分さ〜(笑)


しか〜し。
こんなに頑張ったのに、Mくんたら、
「昨夜のOsterfeuer イースターの焚き火で、肉を食べ過ぎて、まだお腹がいっぱい」だって。


お呼ばれのパーティーで、グリルの肉やソーセージを友人たちと競って(?)がつがつ食べていたMくん。あんなに食べたんだから、そりゃそうでしょ。


こんな風に、warabi宅のイースター日曜日は 始まったのであった・・・




パン焼き係は、大抵Mくん。

最近は寒いせいか、部屋の温度を上げてパン焼き作業をしても、彼がどんなに頑張っても、いつものようにパン種がぷっくりと膨らまない。

ここのところ、2度くらいは膨らんでいないので粘土のようなどっしりパン(ドイツパンでも膨らむと少しは重さが分散されるんだけれどね)を食べるはめになり、いまいちの出来にwarabiは手作りパンにちょっと飽き気味。

だったら、近所の美味しいパン屋で買って来たらいいのに、手作りパンに満足しているMくんはそう簡単に「ウン」と言わず・・・

こうなったら、warabiがMくんよりも出来のいいパンに挑戦するしかないっ!!!!


っというわけで、
クックパッドのパンレシピを検索して探し出したのがこちらの twinsママさんのレシピ


焼いてみたら、なんとプロ並みの出来に超〜満足♡

まるで○ンデルセンで手に入るパンのよう
以下に、warabi風アレンジをまとめておこうと思う。


  <材料> 作りやすい大きさ

小麦粉 全粒粉  50g
小麦粉  130g
ライ麦粉 20g


砂糖  食事用スプーン 1杯
ドライイースト ティースプーン1杯弱
塩 ティースプーン1杯

ぬるま湯   140cc

ドライプルーン 4つくらい
ローストしたクルミ  6〜8個分


1 ボウルにぬるま湯、イースト、砂糖をいれ、しばらく置く。砂糖が溶けたら、塩を入れてよく混ぜ、粉、ドライフルーツ、クルミも加えて更に混ぜる。

2 粉っぽくなくなったら、ボウルにラップをして(これが冬場は結構大事みたい)、室温(できるだけ温かく)10分放置する。

3 ボウルの中で ”折ってたたむ” 作業を10回して、ボウルに戻して10分おく。←この作業を合計3回行う。

4 3回目が終了したら、とじ目を下にしてボウルに戻し、2倍くらいの大きさになるまで約1時間くらい発酵させる。


ここまででぷっくりとしていい感じだったので、興奮しついつい

5 余熱したオーブンで230度15分焼いてしまった

のが、こちら。


brot


こんな表面のパン、どこかで見た覚えがあるでしょう?
外側がかっちりとして、中はしっとりもっちり、いい感じ〜♡

brot02




断面もい〜い感じ。

香ばしい香りで食欲をそそられたので、もちろん味見をしてみたら、なんのお供もいらずについつい食べてしまう。
味のあるいいパンが出来た ~ ♪♫ わ〜い ♪


しかし。
レシピにはまだまだ行程がつづいていたので、念のため以下に記しておく。

6 2倍に膨らんだら、打ち粉をした台場で4分割し、少し形を整え、濡れ布巾をして20分ベンチタイム。

7 閉じ目を上にして、上下の生地を中心に向かって折り、更に半分に折って生地を張らせる。
布取りして室温で二次発酵。
(二次発酵の間にオーブンを最高温度に温めておく。二次発酵は今回室温(25度)で30分。生地がひとまわり大きくなればOK)


写真これが・・・


クッキングシートを敷いた天板に移し、真ん中に切り目を入れて、230度で15分焼く。


写真こうなるのですねー。



みなさんも是非お試しを〜


今日から温かくなると言う、予報があった朝のこと。



eisfenster



北側の2重窓ガラスは、曇ったまま凍りついていた!!



eisfelder



近づいてみると、氷の結晶が成した絵画になんだか、メルヘンチックな気分になってしまった。

上の写真は、まるで草原と山を描いたみたいでしょう?



eisbaum



ここには、”木のシルエットが浮いているよう” だし・・・

背高のっぽは杉かしら?
じゃぁ、その隣は、楢の木??



eisblumen



こちらは、斜面に続く雑草のイメージかなぁ。

葉っぱのひとつひとつがピンと伸びてきれいだなー ♪



eisblumen02




”向こうの方から、小川も流れています・・・”


なーんてね。
寒い日は、部屋の中で楽しいことを考えるのがいい。

窓から餌場に群がる小鳥の姿を観察したり、カメラを構えてこんな風に風景を想像したり・・・



実はこの日、夕方からはゲストを向かえる準備に忙しかったのだ。

でも、
慌ただしく、忙しくても、「寒い日は、招かれるよりも招く方が気が楽だ」と思うのは、warabiだけかしら??


そんな日のメニューは、


・子羊ローズマリー風味
・鶏肉と大根の塩麹煮込み ←kioさん、今回は漬け込んでみました!
・レンコンのきんぴら  ←ドイツ人に割と好評なレンコン料理
・スナックエンドウのスティックサラダ ←味噌味のディップを付けるとおいしいのだ!
・カボチャと里芋のお味噌汁  ←甘さがたまらない根菜みそ汁
・白ご飯
・パイナップルとチョコレートアイス&バニラヨーグルト添え
 ←チョコレートアイスとバニラヨーグルトの組み合わせが最高!




gohan



うちのラム肉は、丁寧に脂身を切り落とし、オリーブオイルとローズマリー、ショウガ&ニンニクに漬け込んでから、焦げ色がつくまで焼いて、5時間煮込んだホロホロものMくん特製子羊料理なのだ!


またいつものように、直前にはバタバタとして写真が撮れなかったので、絵を描きたしてみたけれど、いかが?
今日のゲストは、お茶好きで、何杯もほうじ茶をおかわりしてくれたのであった。


そういえば、最近 ワインを飲むゲストを呼んでないなぁ。

外は寒くても、部屋の中は暖炉でポカポカ。さらに今晩は、誰もアルコールを飲まないという、とてもとても健康的な晩餐なのであった。。。




↑このページのトップヘ