ドイツ雑誌のサイト Spiegel online にあった興味深い記事。
未だにある(!)、東西ドイツを隔てていた壁 Berliner Mauer 。
1961年から1989年まで西ベルリンをグルリと囲んでいたベルリンの壁。
今ではほぼ取り壊され、イーストサイドギャラリーなどの極一部しか原型をとどめていないはず。
しかし、この写真をみるとわかるように、東と西をはっきりと街灯の色で境界線を引くことが出来る。この境界線がベルリンの壁に沿っているのだが、それはなぜか。
答えは、ガス灯とナトリウム灯の色温度の差。
驚くことに、ドイツの首都ベルリン周辺には、今でも4万2千5百台ものガス灯が現役(ベルリン西側の玄関Zoologisher Garten駅近くの歩道にはガス灯美術館有り)
西側はこのガス灯とHQIランプや蛍光灯を利用した街灯が普及していて、色温度的に高い(白っぽい)。対して、18万2千台のナトリウム灯が立ち並ぶのは東側。
こうもくっきりと違いがわかるのは、いいのか悪いのか(良くはないよね・・・)、あの冷戦時代の名残なわけだけれど、壁が崩れて20年経ってもあちこち工事中なベルリンを見ると、そう長くは持たない夜の風情なのかもしれない。
未だにある(!)、東西ドイツを隔てていた壁 Berliner Mauer 。
夜のベルリン衛星写真 (c) NASA/Chris Hadfield
1961年から1989年まで西ベルリンをグルリと囲んでいたベルリンの壁。
今ではほぼ取り壊され、イーストサイドギャラリーなどの極一部しか原型をとどめていないはず。
しかし、この写真をみるとわかるように、東と西をはっきりと街灯の色で境界線を引くことが出来る。この境界線がベルリンの壁に沿っているのだが、それはなぜか。
答えは、ガス灯とナトリウム灯の色温度の差。
驚くことに、ドイツの首都ベルリン周辺には、今でも4万2千5百台ものガス灯が現役(ベルリン西側の玄関Zoologisher Garten駅近くの歩道にはガス灯美術館有り)
西側はこのガス灯とHQIランプや蛍光灯を利用した街灯が普及していて、色温度的に高い(白っぽい)。対して、18万2千台のナトリウム灯が立ち並ぶのは東側。
こうもくっきりと違いがわかるのは、いいのか悪いのか(良くはないよね・・・)、あの冷戦時代の名残なわけだけれど、壁が崩れて20年経ってもあちこち工事中なベルリンを見ると、そう長くは持たない夜の風情なのかもしれない。