Mくんが
「paddel カヌーなんかに興味ある?」
といった一言で始まった、今年の1日休日作戦。
去年は急がしい最中、1日だけドイツ最大級のMueritz湖にサイクリングへ出かけたっけ。
カヌーなんてやってことがないwarbai。
"船"と言ったら、せいぜい川下りくらいだよ。あ、子供のときにボートには乗ったことあるけど。
そんな訳で、前の日から
ワクワク、わくわく♪
前の日から準備したご馳走は、買ったばかりの MUJIの弁当箱(プラスチックではなくステンレスなの!)に!
ほかにも、コーヒーとクッキー、バナナなどもかごに入れてっと。
ひじきおにぎり さっぱり鳥煮 野菜たち
近所のDobbertin ドバティンという村のカヌー屋さん。
カヤックなどもあったけれど、ふたり乗りのカヌーが気楽だということで、それに決まり。
地図を手に入れ、コースの説明を聞き、スタート地点から終着点までを確認する。
目印なんかもあるからね。これ大事!
しめて4時間のコース。
初心者warabi、大丈夫か!?
オレンジ色の右上ポイントまで車で移動し、
さあ出発!!
こぎ出してすぐは見晴らしのいい湖で、だ〜れもいない、貸し切り状態。
天気も素晴らしく、テンションあがる、あがるっ・・・
オール使いもなかなかかしら!?
オールが固定されているものよりも、自由度があって案外こぎやすいのね。
だんだん舵の取り方も分かってきたりして、すごく楽しい〜♪
こんな水辺に群生しているなんて クレソンみたい!
岸辺には葦のような植物が覆っているのだが、よく見ると"ペパーミント"が群生している。
Mくん早速「積んでお茶にする?」と喜ぶ。
いや、うちにもあるからわざわざそこで積まなくてもいいよ。
といっているうちに、目の前をカワウソ(らしき動物)が、こちら葦から向こう葦までゆ〜っくりと横切っていく。
す、すっごい!!
アドレナリンがぶぁ〜っとあがる warabi。
川の入り口はこ〜んな感じ。
鳥たちの鳴き声だけが聞こえるの・・・
ゆーっくりとカヌーを滑らせていくと・・・
バッシャン
と大きなものが水に飛び込んだ音が前方に。
何者家が通ったような、水の底の濁り具合。
濁っている方向へカヌーを進ませると・・・
葦の間に頭を入れて、隠れているつもりの Biber ビーバー発見!!
ああ、やっと会えたわ。
今まで幾度も、ビーバーがかじって倒れた木だけを散歩時に見てきた。
まさか、ここでご本人に出会えるとは。
丸まるとした 犬大の大きさに、シルクの光沢を持った毛皮がなんとも美しい。
結構重そうででっかいのに驚くwarabi。
もっと華奢なのかと思ってた。。。まるで水に住むカピバラみたいな。。。
そして・・・
水の中にあるのは、平たく力強いシッポ。
きゃわいいっ♡
案外のんびり屋さんのよう。
1mくらいまで近づいてもまったく気づく気配なく、しばらくぼーっと水から頭を出して反浮き状態が続く。
その間に10枚くらい写真が撮れたので、30秒くらいはあったと思う。
Mくんも人生初めてのビーバーということで、warabiともども興奮して鼻の穴が広がっていたに違いない。
約4時間後。
あちこち楽しんだ割に、時間を押すことなく無事にゴールへ到着。
ゴール地点は、Kukuk カッコウ村。
そう、"鳥のカッコウ"と同じ名前の村!
Ich wohne in Kukuk.
私はカッコウに住んでいます。
とかなんとか、
車の中で駄洒落を言ったりして・・・
とってもとっても満喫できた、夏前の1日だけ休暇なのであった・・・