warabiの菜園では、本格的な収穫の秋が始まっています。

先日は巨大カボチャを収穫しました。


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トマトは晩夏の太陽を浴びて一気に熟してしまい、こんな状態。
 

tomate


トマトは冷凍できないので、トマトソースにでもするつもりです、、、



さて。
今日はローズヒップについての話題。

ローズヒップはですね、羊たちもも鳥たちも 好んで食べるので今までは摘まずに放っておいたのですが、今年は時間があるのでずっとやってみたかった、ローズヒップのジャムに挑戦してみました。


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これが思ったよりも大変な、ジャム作りとなったのです。。。 ”汗の結晶”といっても過言ではないくらいに、、、
 
南側に生えているローズヒップは、羊たちにむしゃむしゃと葉を食べられながら、それでもしぶとく刺柵で実を守られながら育った、野性味いっぱいな粒たち。

摘むにしても、手を伸ばして実を捻るとどこかの枝の刺が 纏わり付いてくるので一苦労。でも、この苦労はまだ苦労のうちに入らないのでした。


実を500gほど用意して、まず2時間ほど実が柔らかくなるまで煮込みます。

gekocht


煮込んだあとは、このように少し赤みが落ちて濃いオレンジ色になります。


これをアナログな方法(篩とスプーン)で、地道に濾していきます。これが骨折れ作業だった;)

この実には、小さな種がいっぱい詰まっているのと、水分が少ない実だということで、時間ばかりかかりました。一生懸命にスプーンでつぶして、ザルの裏側に気持ちだけ漉されてくるオレンジ色のペーストを集める、の繰り返し。

義理母はこの作業を知っているので、「私ならやらないよ」と先に宣言していたし、Mくんは通りがかりに見て「やめてもいいんじゃない?」と一言。誰にも頼れないので、ひとりでやり遂げるしかない!無心、無心。しかし、肩が凝るよー。

次回(があるなら!)は、こし器を買うか、事前に種を取り除いてからつぶそうと反省しました。


そんな地道な作業の後はこちら。

passiert


苦労が見えるようでしょう?

左側が種と漉しきれなかった実の残り、右が漉されたジャムになる実の部分。
これをみても、ロスが多いとわかりますね。

漉してしまえば、後はもう簡単。このペースト状のものにレモンの絞り汁と砂糖、水を加えて煮詰めて出来上がり。



☆反省点として。

レモン汁はもっと大胆に入れてもよかったかもしれません。砂糖はペーストの半量のつもりでしたが、実の濃縮度が高かったために後から足して、ほぼペーストと同量使用しました。それでも甘みは控えめとなっています。

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あのペーストから、1瓶半のローズヒップジャムが出来上がりました。

ねっとりとしたテクスチャーなので、とろんとするくらいまで水分を加えてもよかったかもしれません。この気づきは、次回のために載せておきます!